『国民総株主』を解説!前澤友作が描く“株を配る社会”とは?

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ぽめお

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サイドFIREを目指すアラサー銀行員が日々学んだ事を発信。30歳のうちに資産1,500万円到達が目標。お金(資産運用)やIT・データ分析を絶賛勉強中。ブログでのアウトプットも毎週継続を目標に!運用について興味がある人に一歩踏み出す勇気をお届けしたい。

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おはようございます。こんにちは。こんばんは!どうも、ぽめおです。

今回は、前澤友作さん著『国民総株主』を紹介します。

話題沸騰のサービス「カブアンド」について、「情弱ビジネスでは?」という声も聞かれる中、前澤さんはどんな未来を見ているのか?そもそも「カブアンド」って何者?その本質を知るために本書を手に取りました。

✔️「結局カブアンドって何がしたいの?」
✔️「やる価値ってあるの?」

そんな疑問を持っている方にとって、この本はひとつの答えをくれるはずです。

「本を買うのはちょっと…」という方も、この記事を最後まで読んでいただければ、最低限の内容はつかめるようにまとめました。ぜひお付き合いください!

※この記事は「カブアンドを始めるべきか?」という判断を促すものではなく、あくまで『国民総株主』を読んで得た情報と考察を整理した内容です。
気になる方はご自身でも情報収集のうえ、納得してから判断されることをおすすめします。


いつもどおり、僕なりの結論から

Q:カブ&ピース株式会社(通称:カブアンド)は「国民総株主」を目指して何がしたいのか?
A:”貯蓄から投資へ”という流れを、“成功体験の共有”という新しいアプローチで加速させようとしている。


What:カブアンドは何を目指しているのか?

カブアンド社が目指しているのは、「国民総株主」。文字通り、「国民全員がどこかの会社の株主になることで経済社会に主体的に参加していく!」という社会です。
ただ、これは単なる株式プレゼントキャンペーンではありません。

キーワードは 「インベスタマー」。これは「投資家(Investor)」と「カスタマー(Customer)」を掛け合わせた造語であり、企業のサービス利用者でありながら株主でもあるという新しい立場です。

この立ち位置を持つことで…

  • サービスの成長が自分の利益にも直結する
  • ユーザーの応援が企業価値の向上につながる

という双方向のメリットが生まれます。

著書の中では、「毎日イオンで買い物をしている人のおそらく8~9割はイオンの株を持っていない。それはつまりイオンが生み出す利益を全く受け取れていないことを意味する」と記載されていますが、インベスタマーになることで、自分の買い物によってイオンが上げた利益を間接的に享受することができるよね?という考え方です。

経済活動に主体的に参加する人が”推し活”のように企業の株を長期保有する。企業もより”推してもらえる”ような工夫をする。そんな“推し株時代”を前澤さんは描いています。


Why:なぜ株を“配る”のか?

かつての“お金配りおじさん”前澤さんが今やっているのは、魚ではなく釣り方を配るという試み。

株式投資を始めない理由としてよく挙げられるのが「知識がない」「資金がない」
だったらその2つを取り払ってしまえばいいじゃないか、というのがカブアンドの思想です。

  • 知識がなくても、まずは保有することで自然と学び始める
  • 資金がなくても、もらえば体験できる

企業の株主になるということは、その企業の業績や課題を知るきっかけになります。これが金融リテラシーを上げる第一歩となる、というわけですね。

さらに、「持っていた未公開株が上場して儲かった!」という経験をより多くの人と共有したいという思いも前澤さんが株を配る理由の一つです。

未公開株を保有する経験がある人は全体の3%に過ぎません。多くの人にとって、株式投資は上場した株に対して行うものという認識が強いですが、未公開株はその特性上、上場まで時間がかかる場合もあります。

未公開株を持つことは、上場という将来的なイベントに向けて企業を応援している感覚が得られる貴重な体験です。さらにその未公開株が上場するという経験は、なかなか経験できることではないので、カブアンドを利用する魅力の一つかもしれません。


How:カブアンドとどう向き合うべきか?

じゃあ「やるべき?」という問いに対しては、正直人それぞれです。

ただし、以下の点はしっかり理解しておくべき。

  • カブアンドが配っているのは 未公開株(=上場していない企業の株)です。
  • 上場しなければ お金にはなりません。(売却ができない)
  • 上場時期も不明で、そもそも上場するかも分かりません

つまり、「将来価値が生まれる可能性がある株を、無料でもらえる」という点に納得できるかどうか。

そして、たとえ“もらい物”であっても、それはれっきとした「投資」。
きちんと目論見書(事業計画書)を読み、自己責任で判断する姿勢は欠かせません。

「それならカードで支払いをして、付いたポイント活用してインデックスファンドで運用するよ!」という人もいるかもしれません。正直自分もそう思うところはありますが、あくまでターゲットは「投資に一歩踏み出せない人」なので、そういう人はサービスのメインターゲットではないのかもしれませんね。


ぽめお的感想

この本を読んで強く共感したのは、「日本人の金融リテラシーを高めたい」という点。これは僕自身が銀行員として、また個人投資家として強く思っていることでもあります。

でも正直、「知識がない」「資金がない」だけじゃなく、もっと根本的な壁があります。

それは…
「面倒くさいからやらない」という心理的ハードル。

新しいことを始めるって、やっぱり面倒なんです。特に“投資”って聞くだけで腰が引ける人も多い。そういう人こそカブアンドのような仕組みで“強制的に経験”できるのは良いかもしれませんが、「面倒くさい」のハードルをどう越えていくのか、注目したいと思いました。

一点気になったのは、今のカブアンド利用者にどれくらい投資未経験者がいるのか?
実は既に株式投資をしている人が興味本位で参加しているだけでは?という疑念は残りました。ちゃんと投資未経験者を囲い込めているのでしょうか…?これは今後分かってきそうです。

とはいえ、**「自分が持っていた未公開株が上場して価値がついた!」**という体験は、投資家としての原体験になるはず。そんなお金では買えない“成功体験のシェア”には価値があると感じています。


まとめ:読む価値、ある?

✔️ 投資のハードルを下げたい
✔️ 株を通じて経済との関わり方を変えたい
✔️ カブアンドって結局なんなの?と気になっている

そんな方には、ぜひ読んでみてほしい一冊でした。

将来的にこのサービスに関心を持つかどうかはさておき、「株式投資の可能性と社会的意義」を見つめ直すきっかけにはなります。

気になった方は、書店や電子書籍でチェックしてみてくださいね。


📚 書籍情報
『国民総株主』前澤友作 著
出版社:幻冬舎
発売日:2024年


何か質問や気づきがあれば、X(旧Twitter)でも気軽にコメントください!
次回の読書レビューもお楽しみに!
それではまた!

ぽめお

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